さくらのお勉強の時間

日常のふとした疑問や気になること、偉人達の名言などを勉強していく道のりの記録です。とにかくなんでもやってみよう、から始まる

孔子 「辞は達するのみ」

「辞は達するのみ」

こんにちは、こんばんは さくらです

 ブログを書くきっかけとなった

この言葉を書いてみたいと思います

 

 最近「意味のわからないカタカナ語多いよねー」

なんてことありませんか?

ニュース、なんとなく?はわかってるけど

ほんとのところは何言ってるか

よくわからないってこと、ありますよね

 

日本語は非常によくできていて

ひらがなとカタカナと漢字を使います

外来語をカタカナ表記すると

あたかも日本語のように見えます

アルファベットを使わなくても

言葉が表現できるんですね

 

最近のコロナ関連では

クラスター(集団感染)

・オーバーシュート(爆発感染)

・アラート(警報)

・ソーシャルディスタンス(社会的距離)

・フィジカルコンタクト(肉体的接触

ニュース関連では

サステナビリティ(持続可能性)

ダイバーシティ(多様性)

エビデンス(根拠・証拠)

・コンセンサス(意見の一致・合意)

ペンディング(保留・未決定)

・コミットメント(公約・約束・言質)

SDGs

エスディージーズ、持続可能な開発目標)

会社の中でも

・バウチャ(証明書・領収書)

コンプライアンス(法令順守)

・リマインド(思い出させる)

・リスケ

(リスケジュール、計画変更・予定変更)

・IoT(アイオーティー

・DX(デジタルトランスフォーメーション)

カーボンニュートラル

二酸化炭素の排出と吸収の量が同じという概念)

・バイタルチェック

(バイタルサイン、生命兆候の確認)

さて、どのくらい知っていた

理解していたでしょうか

 

ある日、上司が新入社員に向かって

コクゼイカンサはバウチャがコンプラアンケンなのでペンディングにして

リスケしたらリマインドをタスクしておきます。

オーエスのプロファイルはアップデートしておいてください

 新入社員以外もポカーンでしたが・・

 

孔子は、論語の中でこう教えました

「辞は達するのみ」

文章は

相手に意味を十分に伝えることこそ大切で

意味が通じさえすればそれで十分だ

会話の本来の目的は、知識の見せつけあいではなく意思疎通にあります

 

一部のコミュニティで使う言葉や、限られた関係者の間で使う専門用語を

外部の人間との会話に使うのは、知識のある人がすることではない、ということです

 

同じ意味でも

その意味をわかりやすく伝えられる言葉が他にもたくさんあり

本当に知識がある人ならたくさんの候補の中から

相手にとって一番適切な単語を選んで伝えられるはずです

 

相手の知らない言葉を使って

正確に伝わらなければ意味がないですね

少なくとも賢い人物がするべきではない

と教えました

 

日常生活のなかには専門用語が溢れ

意味もわからずなんとなく過ぎていきます

仕事をする上でも

指示・命令・助言・指導など色々ありますが

どんなにすばらしい説明や的を射た指摘でも

相手に伝わっていないなら

全く意味がありません

 

わからないなら聞けばいいんじゃない?

とうい人もいると思いますが

そもそも

・わからない人に

・わかったような言葉を使い

・わかったつもりになってる

ほうがよくないのです

 

当然、固有名詞や専門用語だったりは

覚えていく必要があります

でも、相手に意味を伝えたいのに

わざわざ難しい言葉を使う必要はありません

 

専門用語や横文字を使うとカッコイイ!

と思っているのは、実は自分だけで

わからない人からみたら

犬や猫の鳴き声と変わりません

日本語しか知らない人に

英語でどんなに話しても通じないのです

意味が伝わっていないのなら

全く意味がないんです

 

孔子がわからない人は

ググッてからウィキるといいですよ

とか言ってしまう自分が

一番気をつけないといけないですね

 

さて今回の「辞は達した」でしょうか

ということで、長々とありがとうございました